どうしたらいい
こんばんは。
子どもたちの 「自分でやろうとする意欲・力」を 引き出す
元小学校教師の ずんずんです😊。
母は「ハード系」のパンのことを
「ワイルド系」のパンと呼んでいます。素で。
最近 新年ミラクルが続く。
いや ミラクルじゃないね、ちゃんとした成長の証。
今朝も Kくんが お母さんに初めて
「いってらっしゃーい!!」と言った。
思わず Kくんをだきしめてる自分がいた。
朝から 泣かすなー!!(笑)
「お花~🌸!」と興奮しながら たんぽぽらしき花を摘みに行く男子たち。
そして 大事なそのお花を 惜しげもなくあたしにくれる。
「はい、どうぞ。」
ある場所に そっと置いておくと
Kくんが取りに来る。
すると お花をくれたYくんが 必死になって 取り返そうとする。
そして けんかになる。
希少なものには 価値があるからなぁなんて
ほけーっとして 見ていると
Yくんが あたしに「はい、どうぞ。」とまた手渡してくれた。
そうか!
Yくんは あたしのために お花を奪い返してくれたんだ!
「人のために」動けるって なんてすてきなことなんだろう。
それを想ったら 花を見ながら 涙が出てきてしまった。
そして 何回か同じことが続く(笑)。
Yくんが お花を取り返せなくて がっかりしているところへ
Sくんと Uちゃんが寄ってくる。
U 「Uが とってきてあげるから!」
S 「大丈夫だからね。同じのいっしょにとろう!」
「何こほしいの?1こ?」
Y 「3こ。」
とられたのは 一つだけなんだけどね(笑)。
ここでの二人がすばらしいのは とってしまったKくんをせめるわけではなく
Yくんと 思いを共有しているということ。
そして このあと Kくんも交えて
いっしょに遊んじゃうのである。
なんてこったい、子ども力!!
子どもたちが持つ びく(かご)を選ぶときも。
Yくんは 白いひものがいいらしく「白いのがいい。」とつぶやいていた。
それを 聞いていたSくんが 白いのをすでに持っていたUちゃんに
「Yくんがそれ使いたいんだって。」と伝える。
Uちゃんは 「Yくん ちがうやつ持ってんじゃん。」と言う。
Yくんは それしかなくて 持っていたわけだが(;^_^A。
3人でどうするか 向かい合ってたところ
Yくんが おもむろに
「Y,次にする。」と 言ったのだ。
それには びっくりしてしまった。
自分を押し通すのではなく 引いてみたのだ。
どうしたら 前へ進めるのか
子どもたちは よぅく 考えている。
自分がしたいことは 譲れない。
そりゃそうだ、したいんだもん。
でも 自分ばっかが 楽しくて 気持ちよくて 大満足ならいいのか。
それによって まわりの人たちの気持ちはどうなるのか。
今回のことは
Yくんがそこまで考えていたわけではないと思うが
今までにない 一歩引いて 「譲る」という行為は
みんなが 前へと進める きっかけとなった。
毎日 涙と感動をありがとう。
日々 勉強させてもらってますっ(`・ω・´)ゞ。
あったかいから昼寝✨。
このあと Kくんがふざけて Sくんに向かって 上着を何回もたたきつける。
何も言わないSくん。
でもあきらかに いやそうで 痛そうで。
Sくんに「今 何を考えてるの?」と聞くと
「やな気持ち。」とぽつり。
「その気持ちどうする?言う?」と聞くと 首を振った。
その気持ちを 言わないということは 我慢するということ。
我慢って 自分の心と身体に悪いし
相手にとっても
気づかずに 他の人に同じことをさせてしまう。
その責任って どこにあるんだろう。
「気づいた方」だと思う。
相手に 嫌な思いを伝えるって とっても勇気のいることだと思う。
でも 気持ちを素直に伝えられたら
双方にとって いいことしかないんじゃない??
言った方も すっきり!
言われた方は はじめは嫌な気持ちするかもだけど
気づかせてもらって よかったと!
次に 同じことをしそうなときに 立ち止まれると!
「だまってるのが やさしさじゃない。」
難しいかもしれないけれど Sくんには そう伝えた。
心で 聴いてくれてるのがわかった。
子どもと接していると
自分の弱さが 見えてくる。
子どもを通して 見えてくる。
だから あたしは
この仕事をしているのかもしれない。
自分を映し出す 鏡のような 子どもたち。
気が抜けないぜっ💦(笑)