がんばれない

こんばんは。

子どもたちの　「自分でやろうとする意欲・力」を引き出す

元小学校教師の　ずんずんです😊。

今　ずんずんと打ち込んでいたつもりが

うんうんと　打ってしまっていて

うんうん唸る　前途多難な　新年のようです。

いや　くつがえしますが(笑)。

昨日の　Ｕちゃんに続き

今日のＴＮくんもまた　すてきだった。

朝　必ず泣いて泣いて　お母さんから離れなかったＴＮくん。

半年は続いていると思う。

この長かった冬休みをはさみ

今日はどんな登場かと思っていると

顔には　不安げな様子が　まったく見られない。

むしろ　周りを見て　楽しんでいる様子でもある。

そして　別れ際最後に　「気をつけて行ってきてね～。」

と母をねぎらうことばまで！！

ぬぉぉ！

またしても　泣かせてくれる朝の光景だった。

どうしてこうも　子どもって　すばらしい存在なのか。

本当に　尊い人たち。

ＴＮくんの真似して　あたしも寝てみた。

（ＴＳくん撮影）

見上げると　木をつつく鳥たち。

そんな影絵みたいな画を　今まで見ていなかったし　気づかなかった。

視点を変えて見ると　いろいろなことに気づき　考える。

教えてくれた子どもたちに　感謝感謝✨。

大量のくぬぎの葉っぱに　興奮するあたしたち(笑)。

がさがさしていると　ＴＳくんが　

「海の音みたい。」と一言。

ほー！！！

確かにするよ、波の音！！

なんてすてきな感覚なのよ～( ；∀；)

おやおや？

手をつないで歩く二人。

何かがあった様子だと感じ

「どうして手をつないだの？」と聞くと

「Ｙくんがね、『がんばれない。』って言うから　手をつないだの。」とＳくん。

はい、ずんずん　もれなく号泣。

「そっかー、そっかー、ありがとねー。」と言うのが精一杯。

子どもたちの手って　心って　あったかい。

どんなときも　手をすっと出して

助けようとする　その姿。

うー　今この写真アップして　これ書いててもいちいち泣けてくるぜー😢。

さっき「がんばれない」と言っていたＹくん。

今度は　階段でつまづき　へこたれたＳくんに手を差し伸べ

「大丈夫だよ、大丈夫だよ。」って言ってる。

お互いを助け合うチームなんだね。

雨が激しく降ってきて　元気がなくなってしまったのか

階段で「がんばれない。」とまたつぶやきだしたＹくん(笑)。

「Ｙはできるよ～。できるに決まってる。」と言いながら

隣を歩く。

子どもたちの　一歩一歩は

着実に　前に進んでいる。

そして

階段を登り終えたときに

Ｙくんが言った。

「がんばれた！」。

自分でできたんだ！という驚きと　自信に満ちた表情。

ずんずんを　一日に　何回泣かすねーーーーん( ；∀；)。

気づいたら　梅の花が満開。

今年も　春はやってくる。

止まない雨はないし

春のこない年はない。