思いやりの山
こんばんは。
子どもたちの本来もっている力を ぐいぐい引き出す
元小学校教師の ずんずんです😊。
最近よく聞く「ほぼほぼ」ということばに
違和感を少し感じます。
いや、かなり感じます。
違うな。
激しく感じます。
最近 腕時計を変えた。
動くよ。
立ち上がるし。3D。
いやいや、捕まえましたよ、朝のトイレ掃除で。
子どもたちは なぜかそろって 指をくわえて見る(笑)。
ほしいポーズだよね、それ。
でも 「いらない。」と後ずさり(笑)。
今朝のお山は なんだか神秘的な 霧の中。
そんな もやっとした中に ひときわ目立つ赤!
あたしも大好きな ばらいちご🍓。
Rちゃんは 一口食べたとたんに
この顔っ✨
「おぉいしぃぃ!!!」
いくつもいくつも ほおばる。
男性陣は・・・
食べない(笑)。
興味はあって採るは採るんだけど
あたしに ふるまってくれる。
「はい、どうじょ。」
あたたかくなってきたお山には
いろんな色がいっぱい!
たんぽぽみたいなやつを よく見ているHくん。
ぼそっと
「中の色は違うねぇ。似てるけど違うねぇ。」
本当によく見ている。
ちょっとした色の違いに目を向けられるってこと、
すばらしい。
似てるけど違う。
そうだなぁ、自然界にはまったく同じものはひとつもない。
あたしたちも 自然界の一部。
みんな それぞれ違うんだ。
Hくんが拾っている葉っぱを見たら
なんと 色分けしてある。
日本には 自然のものからとった色の名前がたくさんある。
やまぶき色、菜の花色、黄金色・・・。
色を愛でる子どもたち。
なんてすてき✨
リュックが重くて 背負うのが嫌になった2歳のTくん。
3歳になったばかりのHくんが
リュックを持って 待っててくれてる。
Tくんも HくんやRちゃんが
何かに夢中になっているとき
ずっと待っててくれた。
なぜか 直立不動で(笑)。
持ちつ 持たれつなんだねぇ、ちみたちは✨
お山には 興味あるいろいろなものがあって
子どもたちの「見たい!」「行きたい!」は炸裂~(笑)。
その興味の目的はそれぞれあって おもしろい。
ときに 言い合い、泣き合い?になることも。
今日は 階段を上って 広場まで行きたいHくんと
反対方向の 沢へ行きたいTくん。
どっちへ行くのか 決着がつかない。
両者譲らない。
Tくんは リュックを投げ出し 泣き始めるし
「どうしようかぁ。」と
投げかけてみたら
Rちゃんが なんかパッとひらめいた顔をした(笑)。
「Hは3歳でしょ?Tは2歳でしょ?
だからさ、今日だけさTに ゆるして(ゆずっ)あげない?」と
Hくんに言った。
Hくんは「いいよ。」と答えるものの
続けて、「上に行きたい~。」を繰り返す。
それに 辛抱強く付き合い
何度も同じことばを繰り返すRちゃんが すごかった。
「今日だけ、ね?いいでしょ?ね?」
3回目には Hくんも降参して(笑)、
でもいやいやではなく
軽い感じで 合流したのだった。
Rちゃんの 2歳になんとかしてあげたい、という強い気持ちが
Hを動かした。
お山で確実に育ってます、おもいやり😊。