top of page

こまめ3年目・春

こんばんは。

子どもたちの本来もっている力を ぐいぐい引き出す

元小学校教師 ずんずんです😊。

最近 食べてない時間がありません。(つまりいつも何かしら口に入っている。)

今日はなんだか いろんな涙が入り混じった日。

今日はじめて こまめに来る2歳の MTちゃんと

今日こまめを卒業する Yくん。

Yくんは 今日でこまめは 最後の日、ということを

感じていて

朝からとっても様子が変だったそう。

来てみても いつもの元気がない。

お母さんと離れず泣いている。

それでも 自然は じっと見ていてくれていた。

たんぽぽの ぷーぷー笛を吹くと

とっさに あたしにかじりつくYくんとMちゃん(笑)。

泣いてたなんて 嘘みたい。

すぐに たんぽぽのとりこ✨

そして 誰もが通る こまめの「洗礼」。

リュックが 背負えない・・・。

でもね、ほら

子どもたちは知っている。

人を助けることを。

手を差し伸べることを。

声をかけることを。

MMちゃんが言う。「あと二つ(二段)だよ。」

いつの間に こんなにスピードがついたの?

2歳のMTちゃんは

転んだり すべったり。

3歳の2人は 振り返りながら待っている。

着替えもどんどん 自分でできるようになったね。

1年の成長って 大きい。

身体を支えるのも 勉強。

指先がどうしても あがってしまい

身体のバランスがとれず ひっくり返る。

3歳の2人も はじめはそうだったなぁ。

汚れることが気になってしまう。

でもそのうち 四つん這いでお腹に力入れて

自分の身を守ることを

遊びの中で学んでいく。

どろどろ遊びは ご満悦のMTちゃん。

お弁当の時に にんじんを残して

ごちそうさまをしようとするYくん。

いつもは 全部食べられるのに

なんだか かたくなに拒んでいる。

そこで 全部食べようよ、あと少しだよと

話しても おへそは曲がったまんま。

しばらくすると

「ねぇ、お空見て。」とYくんが言う。

空かぁ。

毎日 野外で過ごしてるのに

そういえば ゆっくり空を見上げていたか。

子どもを追って 目線が下に行き過ぎていなかったか。

上を見る 余裕がなかったか、この1年・・・。

とか思ってたら

涙が じわ~。

Yくんが続けて言う。

「雲がいっぱいだね~。」

「そうだねぇ。」と答える 自分の震える声が聞こえる。

そしたら

さっきまで あんなに拒んで

お弁当箱を袋にまで入れていたのに

またお弁当箱を出して  にんじんを食べ始めた。

なんとかなるさ~、だね。

1つに執着してると

いろいろなものが 見えなくなってくる。

それを教えてもらったよ、Yくん。

そして こまめたち✨

いつもありがとう。

こまめを 次につなげるステップとして

思いっきし ふんでくれたら

ずんずんは本望ですっ(笑)

踏切板こまめ、H30年度がんばりまっす!

bottom of page