ずうっと
- ずんずん
- 2018年3月30日
- 読了時間: 2分
こんばんは。
子どもたちの本来もっている力を ぐいぐい引き出す
里山保育こまめの ずんずんです😊。
6.3キロのザックを背負い、1万歩以上確実に歩いているのに
一向におけつが 小さくなりません。

今年度 最後のこまめになってしまいました( ;∀;)。
昨日は 遠くへ引っ越してしまう家族とのお別れ。
今日は 4月から幼稚園へ通う子たちとのお別れです。
年度の区切りが 3月と4月の間なのはおそらく日本だけ。
昔の人は このさくらに魅せられて
さくらを基準にして 年度の区切りをここにしたに違いない!
卒業にマッチしすぎて泣けるから~(´;ω;`)。
その桜の中を
4月から1年間通ってくれたAくんがやってくる。

「ずんず~ん!!」と 言いながら走ってきたAくん。
もうじわっとくるあたし😓。
Aくん一人からスタートしたこまめ。
Aくんは いろいろな経験を通して
「自分でやろうとする意欲、やりきる力」がついたと
言いきれます。
今日も いつもと変わらない日が始まります。

橋の下をくぐったり

転んだり

ひとつのことに ただただ集中していたり

友達が「待ってて~!!」と下で叫べば
ものすごいスピードで 助けに下りてきたり

入らない荷物を ぎゅうぎゅうつめるお手伝いしたり

3歳が2歳を助けたり

2歳が3歳を助けたり。

大好きな「いとうのおじちゃん」と遊んだり

ふざけあったり(いいなぁ、男子にちやほやされて)、

自分でやろうとがんばったり。

いつも 「やって!やって!」が止まらないNちゃん。
でもいつも通り すんなりとは手伝わないあたし(笑)。
「まずは やってみて。ここで見てるから。Nはできるよ。」
と声をかけた。
するとNちゃんは
「見ててね。ずんずん、ずぅっと見ててね。」
と言ってきた。
そのことばに なんか深い意味がこめられてるようで 泣いちゃいそうな自分。
うん、これからも見てる。ずっと見てる。
みんなのこと 応援してるからね。
そう心で つぶやく。

「♪さよならあんころもち~♬」
が終わり
「みんな1年ありがとうね。」と鼻がつんとするのをこらえて話した時
いつもなら お母さんたちの顔を見ると
ダッシュでかけていく子どもたちが
じいっとあたしの顔を見て ちゃんと聞いている。
「またふらっと 遊びに来てよ~。」と
明るくふるまうと
Aくんが「ずぅっと ここにいる?いてね。」と
まっすぐ目を見ながら 言った。
Nちゃんも言ってたけど
「ずぅっと」って響き なんか いいな、
やわらかくて。
なんか いいな、
やさしくて。
そして なんだか
せつない。