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ずうっと

こんばんは。

子どもたちの本来もっている力を ぐいぐい引き出す

里山保育こまめの ずんずんです😊。

6.3キロのザックを背負い、1万歩以上確実に歩いているのに

一向におけつが 小さくなりません。

今年度 最後のこまめになってしまいました( ;∀;)。

昨日は 遠くへ引っ越してしまう家族とのお別れ。

今日は 4月から幼稚園へ通う子たちとのお別れです。

年度の区切りが 3月と4月の間なのはおそらく日本だけ。

昔の人は このさくらに魅せられて

さくらを基準にして 年度の区切りをここにしたに違いない!

卒業にマッチしすぎて泣けるから~(´;ω;`)。

その桜の中を

4月から1年間通ってくれたAくんがやってくる。

「ずんず~ん!!」と 言いながら走ってきたAくん。

もうじわっとくるあたし😓。

Aくん一人からスタートしたこまめ。

Aくんは いろいろな経験を通して

「自分でやろうとする意欲、やりきる力」がついたと

言いきれます。

今日も いつもと変わらない日が始まります。

橋の下をくぐったり

転んだり

ひとつのことに ただただ集中していたり

友達が「待ってて~!!」と下で叫べば

ものすごいスピードで 助けに下りてきたり

入らない荷物を ぎゅうぎゅうつめるお手伝いしたり

3歳が2歳を助けたり

2歳が3歳を助けたり。

大好きな「いとうのおじちゃん」と遊んだり

ふざけあったり(いいなぁ、男子にちやほやされて)、

自分でやろうとがんばったり。

いつも 「やって!やって!」が止まらないNちゃん。

でもいつも通り すんなりとは手伝わないあたし(笑)。

「まずは やってみて。ここで見てるから。Nはできるよ。」

と声をかけた。

するとNちゃんは

「見ててね。ずんずん、ずぅっと見ててね。」

と言ってきた。

そのことばに なんか深い意味がこめられてるようで 泣いちゃいそうな自分。

うん、これからも見てる。ずっと見てる。

みんなのこと 応援してるからね。

そう心で つぶやく。

「♪さよならあんころもち~♬」

が終わり

「みんな1年ありがとうね。」と鼻がつんとするのをこらえて話した時

いつもなら お母さんたちの顔を見ると

ダッシュでかけていく子どもたちが

じいっとあたしの顔を見て ちゃんと聞いている。

「またふらっと 遊びに来てよ~。」と

明るくふるまうと

Aくんが「ずぅっと ここにいる?いてね。」と

まっすぐ目を見ながら 言った。

Nちゃんも言ってたけど

「ずぅっと」って響き なんか いいな、

やわらかくて。

なんか いいな、

やさしくて。

そして なんだか

せつない。

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