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かなわないよ

何かに集中していると よだれが垂れてくるタイプです。

こんばんは。

子どもたちが 本来もっている力をぐいぐい引き出す 

元小学校教師の ずんずんです。

子どもたちの助け合いを見て 涙することは しばしば。

今日も たくさんのドラマがラインナップ!

斜面をどんどん下りていき

また登ろうとしたYくん。

でも松葉がつるつる滑るので

なかなか這い上がれない。

そこへ2歳の Bくんが 「B、助けてくれる!(助けてあげる)」

と 手を差し伸べて Yくんを引っ張る。

でも手だけの力では 引っ張り切れない。

そのうち Yくんのフードをつかんで 引き上げる。

でも なんか

居酒屋で酔いどれたお客が

店主につまみだされたみたいな図になっている(笑)。

こんなすてきな光景、

こまめでは けっこうよく見る。

それだけ 助けあってるんだね。

友だちにしてもらったことは 同じようにして返してるのかなぁなんて思う。

沢では YくんとYちゃんが

お気に入りの場所をめぐって けんか。

ぷんぷん怒って 「どいて!」というYくん。

一向に耳を傾けないYちゃん(^_^;)。

いつもなら 取っ組み合ってやり合うYくん。

でも 今日は相手が女の子。

・・・というのもあってなのか

これはかなわないと思ったのか(笑)、

別の場所で お店屋さんを始めた。

これは はじめてのこと。

自分の思いが通るまで 絶対にひかず とことんやりあうのに

今日は 他の方法で 対処したのだ。

はじめは 納得いかないような顔をしていたが

そのうち そこでの楽しさも見つけ

にこにこしていた。

押してダメなら ひいてみる、か。

その後 あたしとも 人波乱が(笑)。

その後 やはりYくんとYちゃんが 意見の違いで言い合いをしているときに

あたしが少し介入してしまったのだ。

そのときに Yくんは 不満げな表情をし 

「もう ずんずんきらいっ。あそばない!」と言った。

あたしも いい気はしない。

二人のことを考えて言ったのにさっ、と心の中でつぶやく。

大人げない(^_^;)。

でも 子どもがそんな状態にあるときは

こちらに原因があることは知っている。

無意識のうちに Yちゃんのかたをもっていなかったか、

ちゃんとYくんの話を聴けていただろうか・・・。

「あ~ やっちまったな、どうしたらいいかなぁ。」

と考えていると・・・。

長い階段を先に登ったYくんが

いちばん最後に歩くあたしを上から見ている、にこにこ笑顔で。

??

と思っていると

軽い足取りで トトトトッ とかけてきて

あたしの手を ぎゅっとつかむのだ。

「どうしたの?」と聞くと

「Yね、ずんずん迎えに来たの。」と言う。

「どうして?」と聞くと

「だってね、ずんずん だ~いすきだから。」って。

ここで 涙、鼻水垂らしたことは ご想像の通り。

「Yさぁ、ずんずんが Yにいやな思いさせちゃったよね、

本当にごめんね。」と言うと

「うん!いいよっ!」と

お日さまみたいな顔で にこにこ返してくれた。

そこで 自分の小ささを 思い知らされるのである。

子どもには 到底かなわない。。。

そのYくんのお姉ちゃんが はじめてのおまめへ。

坂を下りるときに「怖い怖い。」と言う。

転んだら すぐに立ち上がれない。涙がこぼれそう。

でも すぐに仲間たちが 探検に誘ってくれて

竹やぶの中へ 突撃っ!

「探検しよー!おー!」と元気よく先頭を切って歩くのも

今日初参加のMちゃん。

「汚れていいの?転んでいいの?」としきりに聞くMちゃんに

「もちろんいいよ!いちばん汚れた子が いちばん楽しんだ子!

好きなこと ぜ~んぶやんなよっ!」と話したら

ほっとしたようになり 探検隊の先頭へ。

今日はじめて会った子たちも 数分でこの笑顔♡

4,5歳の見立て遊びもたいしたもの。

今日は レストラン開店みたい。

どくだみの葉の裏の色が赤いから 「いちご」。

子どもには 裏も表もない。

恐れ入りました。

子どもには 到底かなわないな✨

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