春はそこまで
こんばんは。
子どもたちの 本来もっている力を ぐいぐい引き出す
里山保育こまめの 元小学校教師 ずんずんです。
また少し 寒さが戻ってきた昨日や今日。
でもでも 明らかに春は近づいてるわけで。
Nちゃんと植えた チューリップが咲きだし
桜の 花なんか もうちょっとで 開いちゃいそうだし✨
虫や植物が 思いっきり活動できる季節になっていく。
春が来たなあぁと 実感する。
外に出ると なおさらそう。
身体で 風の違いを感じ 心で 受け止める。
やっぱり いいなぁ、おそとあそび✨
しっかりつかみ 手で感じる 泥や土の感覚。ひんやりした温度。
ポスターにもできそうな 3人の勇敢な顔。
いつの間に こんなにしれっと 木に登れるようになったんだろう、Aくん。
そんな こまめ歴がいちばん長いAくんが
お昼のときに ぽろっと言った。
「こまめ あと2回。」
「そうだねぇ。Aくんはどんな気持ち?」
「・・・やな気持ち。」
「どうして?」
「だって、ずんずんといっぱい遊べないから。」
( ;∀;)!!!!
涙があふれてきちゃったけど
「うんうん、ずんずんもAくんと遊べないとさみしいよ。」
と涙がぽろりと 落ちないように ゆっくり伝えた。
するとAくんは そんなあたしに
「また 来るよぅ。」
とやさしく 言ってくれるのだった。
4月から 幼稚園へ通うAくん。
さよならじゃないけど でもさみしいのが本音。
でもでも この子たちの成長を 未来を願い
「ほらっ、行っといで!!」
と送り出すのが ここでの役目。
こまめって 自立心を育てるんだよね。
泣いててどうする!
自分に渇を入れて ふんばる3月。
春は すぐそこまで。