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手と手

人って

助け合うときには

手を取り合ったり

身体が触れ合ったりするんだね。

それって とっても「安心」するね。

あったかいよね。

大きな根っこの ごつごつと

重いリュックに翻弄されて

すってんころりんのYくん。

素早く近寄るNちゃん。

握るその手は 「ぎゅっ。」

「いちご あったよ~!」

自分から食べるんじゃなくて Nちゃんにはじめに手渡すYくん。

なんて 優しいの♡

なんて レディーファースト♡

なんて欧米的♡(しつこい)。

食べ終わった後は

「おいしい?」と顔をのぞきこんで聞いてる。

肩に置いたその手が なんだか頼もしい♡

絆を確かめ合った二人は

道なき道?

沢をどんどん下りはじめる。

手が汚れる、触りたくない、といった気持からか

足の力だけで大きな石を登ろうとし

何度も転ぶNちゃん。

手でぎゅっと固いものをつかんで

身体全部で ライオンみたいになって

進むんだよ、と話したら

徐々に石に手がつくようになってきた。

街中で こんな格好することないもんね(;^_^A

自然の中で 大いに 身体が鍛えられる✨

その後の二人は いうまでもなく

アドレナリンが放出し

自分という 枠を広げていく。

沢と一体化(笑)。

え?頭?

シャンプーのCMかっ!(笑)

あたしも やらされました、

あ、いや、喜んでやらせていただきました(笑)。

お昼の時間は ロマンティック♡

Nちゃんが 雲を指して(なぜか中指)

「あれは 亀に見えるね~。」

「だれが 作ったんだろうね~。」

「明日はどんな形になるのかなぁ。」

「たくさんいろんな形があっておもしろいねぇ。」

すてきな言葉がどんどん出てくる。

雲一つ見て すてきな遊びがでてくる3歳の創造力。

何もない お山の中。

そこは 子どもの魔法で たからばこになる。

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